• トラネキサム酸の持つ美容効果とは

    トラネキサム酸とはたんぱく質を構成する必須アミノ酸の一種8で、メラニンの生成抑制作用や抗炎症効果、止血効果などの作用を持っているため、医療現場で多く使用されている美容成分です。

    近年では、シミやそばかす、肝斑を改善する作用のある医薬品や美白・美容効果があると謳った化粧品にも配合されています。


    紫外線を浴びると、シミの素であるメラニン色素を生成するメラノサイトという細胞からメラニンを生成するシグナルが伝達されます。
    しかし、トラネキサム酸は、シミを発生させるプロスタグランジンなどを阻害することでメラニンの生成を抑制し、シミやそばかすなどを防いでくれます。



    また、肝斑を作り出す、たんぱく質分解酵素であるプラスミンを抑えることでメラノサイトが活性化するのを防いで肝斑が作られるのを抑えることから、トラネキサム酸は、シミができる初期段階からシミができるのを阻止してくれる美容成分とされています。


    肝斑治療が目的の場合は、保険が適用されることが多いですが、他のシミと混在していたり、より確実にシミを消したい場合は、他の治療法と組み合わせて使用されます。
    トラネキサム酸には、食欲不振や胸やけ、嘔吐や眠気、発疹の副作用が起こることがあります。特に血栓症などで血栓ができやすい場合は、重篤な副作用が起こる場合があるので、服用を控えてください。



    トラネキサム酸の持つ止血効果によって血液が固まりやすくなると、心筋梗塞や脳血栓などが起こる可能性があります。